【データ】スリランカでのコロナ感染者数動向

2021.10.19

【出典元】https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/sri-lanka/

【9月までのコロナ感染状況と対応策】

感染者及び死者数の急増を受け、8月下旬に始まった全土ロックダウンが9月中も継続されました。9月中旬から少しずつ状況は改善方向に傾き、感染者数も1000人未満、死者数も100人を切る状況となっています。そのため、10月1日からロックダウンは解除されました。

感染者は9月末の時点で、累計517,377名となっており、死者数は12,906名と大きく増加した。また、ワクチン接種率は、1回以上摂取した人の割合が人口比で57%。2回接種完了しているのは54%となっています。ロックダウン期間中でも積極的にワクチン接種を進め、30歳以上の人に対するワクチン接種は大体終了し、9月より20歳台への接種も開始されました。

https://hpb.health.gov.lk/covid19-dashboard/

APCAS

今まではコロナ対応に比較的成功してきたスリランカですが、2021年4月の正月での移動増加が影響し、感染が拡大。その後、一進一退しながらも増加傾向が続き、8月から9月にかけて大きな感染の波に至りました。手掛けている全ての事業が、コロナ感染拡大の影響を受けながら、どうにか対応している状態です。スリランカ経済も停滞しており、深刻な状況です。