【Voice】長屋屋内での調理
長屋のゲストハウス(改修部分)とホストファミリー住居(既存部分)は1つ屋根の下ですが、両者のあいだのところが半屋外の空間になっていて、境界が曖昧になっています。
その半屋外空間はキッチンに面していて、屋内での調理などの様子が見学しやすくなっています。また、半屋外空間にはかまどがあって、薪を使った調理の様子も見ることができます。
昨晩もちょうど、ポールロティという、スパイスと小麦粉、ココナッツの実を混ぜた生地を円形に薄く伸ばして焼く料理が夕方に行われていました。
日もすっかり落ちて辺りが暗闇に包まれたなか、薪の炎がゆらめくかまどでロティを焼く光景はどこか幻想的でさえあります。また、大家族が集まってかまどを囲んで何やら楽しそうです。
様子をみていると住民の1人がそっと椅子を出してくれて、私も団欒の輪に加えて頂きました(前田)