- 1. アプカスと繋がる
- 1.1. 活動やソーシャルビジネスについて知る
- 1.2. スタッフとして働く(スリランカ事務所)
- 1.3. インターンや専門家として参加する
- 1.3.1. 学生インターン(1か月~3か月)
- 1.3.2. 社会人インターン(1か月~)
- 1.4. ボランティアとして参加する
- 1.4.1. スリランカでのボランティア活動
- 1.4.2. 日本でのボランティア活動
- 1.5. 現地で立ち寄る(スタディツアーなど)
- 1.6. プロジェクト、調査研究、ソーシャルビジネスを共同で行う
- 2. アプカスを支える
- 2.1. 寄付をする
- 2.1.1. 寄付で活動全般を支える(一般寄付)
- 2.1.2. 寄付の使い道を指定する(特定寄付)
- 2.2. 個人や法人会員になる
- 2.3. スペシャルサポート会員になる
- 2.3.1. 専門分野からサポートする
- 2.3.2. 情報発信をサポートする
- 2.3.3. 組織運営をサポートする
- 3. コンタクト
アプカスと繋がる
活動やソーシャルビジネスについて知る
当会の活動やスリランカに興味をお持ちの方は、メールやインターネット通話での対応も可能となっておりますので、お問合せ下さい。国際協力や海外でのソーシャルビジネスに興味のある学生さん、スリランカ在住の方、スリランカにビジネスや調査で長期出張予定の方などから、問い合わせを多くいただきます。時差等もありますので、初回はメールにてお願いします。
また、日本事務所(北海道函館市/写真左)、および、スリランカ事務所(コロンボ市/写真右)に直接お越しいただくことも可能です。日本事務所(担当:伊藤)では緑茶や珈琲、スリランカ/コロンボ事務所(写真右/担当:石川)では紅茶をお出しして、ご対応させていただきます(笑)
なお、事前にメールでご用件や訪問希望日をお伝えいただいた上で、訪問日時を調整いたします。仕事柄、外勤や出張も多いため、内容や日時によっては難しい場合もありますので、その点はご理解いただけますと幸いです。
【問い合わせ先】office【a】apcas.org(両国共通/【a】を@に変更ください)
スタッフとして働く(スリランカ事務所)
様々なタイプのNGOがありますが、私たちは「現場(フィールド)での試行錯誤や学び」を重視した団体運営が特徴です。アプカスは、日本人スタッフの数も少なく、現在日本での活動も規模は大きくはありませんが、活動国のスリランカでは、2か所の事務所(西部州コロンボ、中部州キャンディ)と現地の事業体(Kenko1st、Thusare Talking Hands)も含め、20名を超えるスリランカ人スタッフと共に日々活動を進めています。
学生を終えたばかりの初々しいスタッフ、視覚障害がありながらも指圧師として働くスタッフ、長年事務所の維持管理をお世話をしてくれる縁の下の力持ちの年配のスタッフ、地方の農場で朝から農作業に汗を流す力自慢のスタッフもいます。それらの個性あるスタッフ以外にも、両国の多くの仲間や理解者によって私たちの事業が支えられていることが、きっとスリランカ事務所にお越しになると体感できると思います。
年に数回はスリランカ事務所で日本人スタッフの募集がないか、問い合わせをいただきます。しかし、多くの中小規模の国際協力NPO/NGO同様、安定的な財務状況にはまだ遠く、日本人に長期間働いていただけるような環境は、準備できていないのが現状です(泣)。また、スリランカで働くにはビザの問題が避けて通れませんが、スリランカ政府の方針で、特にNGOで働く外国人に対する「ビザ取得と更新制度」を制度的に煩雑にしており、さらに日本人スタッフの受け入れを難しくしています。
そのような状況でも、団体の発展や目標の達成、キャリアや経験のために、当会の現地活動スタッフとして関わってみたいという方がいましたら、ぜひコンタクトをいただき、お話を聞かせていただければと思っています。その上で、お互いに一緒に進みたいということになれば、私たちとしても外部資金の獲得や予算をやり繰りして、最大限お迎えするためのアクションを進めます(一方で、現地で生活していくことは多くの困難もありますので、それなりに情報収集や準備が整った段階でコンタクトいただけますと幸いです)。
インターンや専門家として参加する
学生インターン(1か月~3か月)
2024年度の学生(ユース世代)インターン受け入れ概要ページを作成いたしました。ご検討の方はぜひご覧ください。
今までスリランカ事務所の学生インターンでは、京都大学(建築と地域開発分野)、京都工芸繊維大学(建築)、宇都宮大学(ソーシャルビジネス)、明石高専(ゴミ問題と環境工学)、酪農学園大学(小規模酪農)等の学生の受入実績(1か月~3か月)があります。インターン受け入れに際しては、基本的には面談の上、ご本人の希望や経験などに合わせて、インターン時の目標や担当業務を柔軟に設定いたします。
現地では、日本語を話せるスリランカ人スタッフも数人いますが、基本は英語でのコミュニケーションが多くなります。英語を勉強中の人懐っこい若い同世代スタッフも多いので、皆さんすぐに打ち解け、多くの出会いや刺激を受けているようです。今まで、下記のような学生インターン内容がありました。
・有機農業の栽培、収穫された農産物や加工品販売
・情報発信、広報のサポート(国際協力事業広報、文化発信)
・建築と地域ツーリズム実習(少数民族の文化体験と発信)
・視覚障害者への職業訓練支援、指圧院での接客サポート、視覚障害者への日本語指導等
・被災移転地での建築物調査や環境技術の現地調査等
社会人インターン(1か月~)
国際協力やソーシャルビジネスに興味のある方、専門分野で新たな経験を積みたい方、海外で起業したい方など、多種多様な背景と目的を持った社会人が今までインターンとしてスリランカに滞在し、当会の活動に多方面で参加していただきました。他の受け入れと同じく、私たちの活動の中でお互いに学びや貢献があるようなテーマを設定して、一緒に試行錯誤しながら仕事を共同で進めていくようなイメージで考えていただければと思います。
滞在地は、インターンの業務内容に応じて、都市部(コロンボ)と農村部(キャンディ)となります。移動費や滞在費については、基本自己負担をお願いしていますが、インターン業務の内容に応じて協議の上、決定いたします。帰国後も繋がり続けて、末永くお互いに協力していけるような関係を目指しています。長いキャリアの中で、特に開発途上国での経験はきっと大きな財産になると思います。また、分野は限られますが、通信技術の発展に伴い、現地滞在を伴わない形でも活動へのサポート十分可能ですので、どうぞご検討ください。
ボランティアとして参加する
私たちの目指す「ともに考え、ともに歩く」を具現化するには、地域開発や被災地のフィールドで課題解決に向けて一緒に試行錯誤することになります。その試行錯誤こそが、私たちが皆様に提供できる唯一無二の価値であり、国際協力分野の醍醐味です。
普段の生活の中で隠されているモノや人々の感情、社会の歪みが、災害や貧困の現場ではクリアに立ち現れます。それゆえに、そこで得た喜びや驚きなどの感情、自己内対話、自信や無力感が、それぞれに新たな刺激となり、その後の生き方に大きな影響を与えてくれるのだと思います。ぜひ、今までと違う刺激(スパイス)を求めている方は、アプカスでの経験を通して、こういった世界をのぞいてみて下さい。
スリランカでのボランティア活動
現在スリランカでは、循環型農業の普及とブランド構築事業、障がい者の雇用促進事業、廃棄されているバナナ繊維を利用したクラフト事業、歴史的な建築資源による地域ツーリズム事業等を中核事業として行っていますが、どの事業もソーシャルビジネスとして自主運営されておりますので、ぜひ当会のソーシャルビジネスをご利用いただく形で、活動をサポートいただければと思います。スリランカにお越しの際は、ぜひ気軽にお立ち寄りください。
日本でのボランティア活動
2011年4月より石巻市、気仙沼市に拠点を構え、2年半程で1000名を超える社会人、学生、専門家など、国内外からボランティアとしての受け入れを行い、チームとして東日本大震災被災地支援活動を行うことができました。発災後、何ができるかわからないままスリランカから東北へ向かいましたが、私たちが想像した以上に、多くの出会いと発見があった実り多い時間となりました。
現地の自治会関係者、地域を愛するキーパーソン皆様のご協力で、長く充実した活動を継続できました。また、強い思いを持って参加してくれた若手の駐在スタッフや学生ボランティアの皆さんが、様々なスキルや経験を持つ大人と一緒に同じご飯を食べ、語らい、一つの方向に向かって日々汗を流す(冬はとにかく寒かったですが)という時間は、刺激的で濃密な時間であったと思います。日々の業務に追われ、東北での出会いをきちんとフォローアップできていないご無礼をどうぞお許しください(苦笑)
現在、日本国内では短期ボランティアの受け入れ行っている活動は実施していませんが、もしも私たちにできる事、伝えたい事があれば、改めてご連絡ください。被災地支援のような実働のボランティア活動ではありませんが、スキルや経験をお持ちの皆様のお力を遠隔地からでも活用させていただくスペシャルサポート会員制度あります。興味をお持ちの方は、そちらもご覧いただければと思います。
現地で立ち寄る(スタディツアーなど)
スリランカへのご旅行、企業や国際協力機関主催の研修、大学のスタディツアーなどで、私たちの活動視察や交流を兼ねて、お立ち寄りになるグループも数多くいらっしゃいます。スケジュールが合えば、可能な限り対応いたしますので、事前にご連絡ください。
なお、オーガニックショップ『Kenko1st Organic』(写真左/アプカススリランカ事務所併設)では、スリランカ産の厳選した農産加工品(オーガニック認証取得済みの農産品、スパイス、紅茶、野菜パウダー)をお土産として買ったり、指圧院『トゥサーレ・トーキングハンズ』(写真右)では、訓練を受けた視覚障害を持つセラピストによる指圧マッサージを受けられます。これらの収益は現地の活動資金に充当されますので、ぜひご利用いただければと思います。両店舗ともコロンボの中心部のロケーションですので、観光やお仕事の移動の合間にお立ち寄りください。
プロジェクト、調査研究、ソーシャルビジネスを共同で行う
当会は、国際協力や地域開発分野で、企業、団体、専門家の皆様とチームを組んで、積極的に共同プロジェクトや調査研究を行ってきました。海外のファンド含め、外部資金の獲得実績も多くありますので、連携先を検討されている方は、国際協力、ODA分野、ソーシャルビジネス(BOPビジネス)等、分野を問わず、気軽にご連絡ください。なお、当会よりも他のグループと連携した方が適切な案件であれば、他のグループの紹介なども含め、できるだけお力になれるよう対応いたします。また、スリランカ、南アジアでのビジネス全般についても、幅広い分野で連携やコンサルティングを行っておりますので、どうぞお問い合わせください。
【農業分野】 | ○農産品や加工食品開発(バルク、OEM) ○自家圃場での新たな品種や新技術の栽培実験(特に有機栽培による野菜全般、豆、米、果実、紅茶、スパイス等の栽培) ○畜産(養鶏、養豚、肉牛)や牛乳・乳製品製造、市場調査 ○物流や鮮度保持技術 |
【環境分野】 | ○廃棄物やごみ処理技術全般 ○再生可能エネルギー技術の試験導入 ○環境法規の調査や行政機関との折衝 ○適正技術や新技術の市場調査、試験導入、共同研究機関アレンジ ○エコ商品の市場調査や連携先アレンジ |
【デザイン分野】 | ○現地に根差した空間デザイン ○社会課題の解決を目指したブランド作り、デザイン ○伝統文化技術の紹介や交流 ○コミュニティデザイン ○食品関連のプロダクトデザイン、ブランドプロモーション |
【福祉・教育、障がい者分野】 | ○関連団体、NGO、専門家、医療関係者のアレンジ ○学校や保育園の建設サポート ○子どもや障がい者グループ、女性グループの支援スキーム作り |
【IT関連】 | ○アプリの共同開発 ○連携先IT企業のアレンジ |
【その他】 | ○現地団体とのアレンジ(企業、福祉団体、スポーツ団体、研究機関、大学など) ○進出企業の法務、文化理解サポート ○シンハラ語通訳(研究調査、報道関係) ○社員研修や研究機関での講演、研修のアレンジ ○ソーシャルビジネス、BOPビジネスの市場調査 ○寄付先の選定、活動助成先のサポート ○スリランカ、モルディブ、南アジア圏でのビジネス展開 |
アプカスを支える
寄付をする
寄付で活動全般を支える(一般寄付)
当会の活動を幅広く後押ししていただくために、活動への寄付をぜひご検討ください!
ゆうちょ銀行口座への寄付
ゆうちょ銀行 948(キユウヨンハチ店)
(普)0011271
特定非営利活動法人アプカス
【郵便振替】19470 112711
楽天銀行口座への寄付
楽天銀行 リズム支店(支店番号209)
(普)7032869
特定非営利活動法人アプカス
寄付の使い道を指定する(特定寄付)
特定の目的にご寄付の際にその旨をご一報ください。
〇スリランカの特定地域やグループの支援目的に
〇視覚障がい者の学習支援用途(指圧学習用PCや人体模型の購入)
〇へき地農村のこどもの学習支援、学校建設用途
〇激甚災害被災地への物資支援
〇内戦の被災地区への援助
個人や法人会員になる
会員制度についてご紹介いたします。ご興味をお持ちの方はメールにてお知らせください。
NPO会員
6000円/年 この法人の目的に賛同して入会し、この法人の活動及び事業を推進する個人及び団体。議決権が与えられ、総会で、活動方針や法人の重要事項へ自らの意思を表明することができますが、総会への参加をお願い致します。
法人(グループサポート)会員
20000円/年 この法人の目的に賛同して入会し、この法人の活動を援助する企業及び団体
スペシャルサポート会員になる
スペシャルサポート会員
この法人の目的に賛同して入会し、特別な技術や知識をもってこの法人の活動を援助する個人(基本は無償での参加となりますが、現地活動に関する諸費用は、場合によって補填できる場合がございます)
アプカスには、多くのスペシャルサポート会員がいます。専門的な職能やネットワークから、当会の活動をサポートしてくれるメンバーです。学生時代の恩師に始まり、友人からの紹介、活動地での偶然の出会いなどを通して、活動の参加していただいています。普段はスリランカから離れた場所にいますが、専門的なアドバイスに加え、事業の進捗に合わせて現地渡航や技術指導等もしていただく方もいます。それらの貴重なサポートは、私たち単独では到達できない大きな力となり、これまでの私たちの国際協力活動の原動力となっています。アプカスの活動地での諸課題、将来に向けた計画に対して、ご自身がお持ちのスキルやネットワークをご提供いただける方は、ぜひご連絡ください。
専門分野からサポートする
専門的な技術や知見から、課題解決のために直接活動に参加しませんか?今までの参加例としては、研究者(農学、障がい学、コミュニティ研究、疫学、ガバナンス、地域開発)、専門技術者(建築、分散エネルギー、適正技術、指圧マッサージ指導、たい肥化技術、写真家)、企業(貿易会社、社会起業家、食品開発)、デザイナー(グラフィックデザイン、染物)等の分野の方がいらっしゃいます。
各事業を進める中で多くの課題に出会いますが、スペシャルサポート会員の皆様には、リモートでの情報交換や助言、場合によっては現地渡航していただき、共に課題解決に向けて歩みを進めていきます。個人でのサポートを超えて、団体の業務の一部としての連携(例えば、研究や調査、企業の研修や新規事業、海外での実証試験、プロボノとしての連携)でも大歓迎で、私たちのフィールドやネットワークをご活用ください。
情報発信をサポートする
日本、スリランカで両国で情報発信(日本語・英語)を強化したいと考えています。SNS記事や動画など、幅広く団体の広報を改善する必要性を認識しているものの、なかなか着手できていないのが現状です。デザインの専門的な作業ができる者が2名がいますので、①団体の情報発信の戦略策定、②トピックの選定、③SNSやWEB記事作成を担ってくれる方のサポートがあると大きな力となります。ITに詳しい方、若い世代の皆さん、学生さんも歓迎で、オンラインで定期的に打ち合わせを重ねながら、新たな視点での情報発信を期待したいです(特に情報発信については、いくばくかでも謝金をお支払いできるように考えています)。
組織運営をサポートする
スリランカは政治的にも不安定な時代が続き、NGOの活動に対する政府の風当たりも強い中、災害支援や地域開発の現場で、マネジメント手法やリスク管理の経験を15年に渡り積んできました。新規ビジネスはよく「0から1(ゼロイチ)」と呼ばれますが、「開発途上国でのソーシャルビジネスの立ち上げや組織運営」は、「-1から0(マイナスからゼロ)」の挑戦とも言えるものでした。その中で新たに立ち上げた「有機農業ブランド-Kenko1st-」や「視覚障がい者が働く指圧院-Thusare Talking Hands-」は、様々な方のご助力で認知度も広がり自立運営の一歩手前までは到達したものの、ビジネスとしてはまだまだヨチヨチ歩きの状態です。何とか公益性と経済性を両立させ、ソーシャルビジネスとしてより大きなインパクトを社会に還元するためにも、今後も様々な方の協力と私たちの絶え間ない努力が欠かせません。
一方で、組織としても人材確保や育成面での停滞感やマンネリがあり、組織運営や人材育成の面で新たな出会いや専門的なサポートを得られ機会があると、団体の持続性や価値がより高まるのではないかと思っています。また、財務やファンドレイジングの分野でも、これまでODAや民間国際協力関連の助成金獲得については、ノウハウや実務でも多くの経験がありますが、特に新たな資金調達の方法(例えば、事業資金の投資家からの調達、クラウドファンディング等)については、知識や経験が浅く、ぜひ当分野で知見をお持ちの方と具体的に作業を進めながら、組織の発展のために連携できればと思っています(これらの団体発展に資する分野については、スキルや経験に応じて、有償での連携も当然検討いたします)。
私たちは、活動課題を積極的に共有し、貧困削減や環境保全などの課題解決のために、ビジョンを同じくする皆様と共に試行錯誤していければと思っています。スペシャルサポート会員に興味をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。