【掲載】コロンボの日系指圧マッサージサロンが予約制に 施術メニューも追加(コロンボ経済新聞)
視覚障がい者の指圧師が働く指圧サロン「トゥサーレ・トーキングハンズ」が掲載されました!
4月20日で9周年を迎えた同サロン。店主の石川直人さんは「視覚障がい者がいる世帯の貧困率が高い」というスリランカの社会課題に着目し、スリランカ人の視覚障がい者に日本生まれの「指圧」の技術指導を行い、マッサージ師として育成してきた。
同店は旅行情報サイト「トリップアドバイザー」の「コロンボのスパ・ウェルネス」でこの3年間1位を継続しており、「コロナ以前はお客さまの多くが欧米からの旅行者だった」という。
人気メニューは全身(60分3,500ルピー)やフットマッサージ(30分1,800ルピー)など。「ボディースキャンおよび治療」(90分6500ルピー)は足先から頭までをチェックし、客ごとに施術内容を決める。「熟練の」マッサージ師にしか行えないメニューのためサービス提供を停止していたが、今回、予約制にしたことで復活させた。
昨年3月14日にショッピングモール「クレスキャット・ブルバード」に出店した2号店は同モールが改装のため休業している。石川さんは「感染対策を行い、予約制にしたことでお客さま一人一人に合わせた施術を行えるようになった。予約の電話は日本語でも対応できる。シナモン・ガーデンズの本店に連絡いただければ」と利用を呼び掛ける。
営業時間は8時30分~22時。
【出典元】https://news.yahoo.co.jp/articles/da8cab9f87cbe5e8ec291c46fa7ebace4e937e77
『トゥサーレ・トーキングハンズ』とは?
トゥサーレトーキングハンズは、視覚障がい者が指圧師として働く場を作るために誕生した「スリランカ初の指圧マッサージサロン(ソーシャルファーム)」です。
2020年3月からの世界的なコロナ感染拡大で、トゥサーレも大きな影響を受けています。現在、観光客がほとんど来れない状況下のため縮小営業中です。それでも数名の指圧師がサロンに残り、JICA草の根協力事業による指圧研修を受けながら、来店したお客様への施術を行っています。指圧師たちも逆境の中頑張っていますので、外出禁止令が終了した暁には、ぜひご来院をご検討ください!