アプカスは、北海道とスリランカに拠点を構える小さな国際協力NGOです。小さいと言っても、実は、結構面白いことをしています。私たちの17年の歩みをぜひご覧ください!

Kenko1st Organic

スリランカで循環型農業の普及を目指して、有機農産物ブランド「Kenko 1st Organic」を2015年に立ち上げ、現在、スリランカと日本で販売拡大中!400品目を超える商品、100を超える生産グループと日々取引を行っています。

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Thusare Talking Hands

日本の指圧技術専門家とタッグを組んで、スリランカの視覚障がい者が「指圧師」として働く指圧サロン「トゥサーレ・トーキング・ハンズ」を営業中!レビューも高評価を維持。スリランカにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

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The Line House

築100年を超える歴史ある紅茶労働者のプランテーション長屋を地域ツーリズムの拠点に再生。体験型ツーリズムを展開中!素朴で温かいタミル人コミュニティーで、ディープな時間をお過ごしいただけます。

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AyuBe

スリランカの歴史と文化に深く根付いた伝統医療アーユルヴェーダに新たな息吹を吹き込む。ハーブ生産から日本向けの商品開発まで取り組むアーユービ・プロジェクト始動!

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 アプカスは、2004年にスマトラ沖津波のスリランカ被災者支援を目的に任意団体として発足しました。その後、内戦や自然災害が続くスリランカで、そこに暮らす人々の声を大切にしながら、同国を専門とするNGOとして多分野の国際協力活動(緊急支援・復興支援事業)や地域開発プロジェクトを実施してきました。小さいNGOではありますが、学生時代からの素朴な課題意識や人とのご縁を大切にし、フットワーク軽く、今後も活動に取り組んでいきたいと考えています。
 近年は、社会課題の解決手段として公益性と持続性を両立させるべく「ソーシャルビジネス分野」に活動を特化し、より長く広く、私たちと皆様の思いを届けるソーシャルビジネスプロジェクトを展開中です。私たちは、いままでも、これからも、人々や地域の後ろに寄り添いつつ、課題の最前線で成果を出すために試行錯誤を続けます

英語表記APCASは、Action for Peace, Capability And Sustainability」の頭文字をとったもので、同時にアイヌ語で「歩く」を意味しています。私たちは、すべての人々が、共に歩むことができる社会の実現を目指し、国外と国内の周縁化された人々を取り巻く諸問題に取り組み、直接支援を届けます。

アプカスのビジョンや活動への思い、団体変遷、活動地スリランカの情報については、「ともに考える-Think Together!-」をご覧ください

今年度は、ソーシャルビジネスとして、スリランカで、循環型農業普及のための有機食品ブランド「ケンコーファースト(Kenko 1st Organic)、視覚障がい者が働く指圧院「トゥサーレ・トーキング・ハンズ(Thusare Talking Hands)」、紅茶生産地での地域ツーリズム事業「ラインハウス(The Line House)」、アップサイクルのクラフト生産販売「ムサコ(Musaco)」に取り組んでいます。2024年より、伝統医療アーユルヴェーダの植物原料を使用した商品開発を行う新事業「アーユービ(AyuBe)」が始動!

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Cover for APCAS
306
APCAS

APCAS

スリランカで社会起業による国際協力活動を行うNPO法人APCASのページです。社会課題の解決を目指し、循環型農業、障がい者雇用、建築ツーリズム、ハンドクラフト、インターン受け入れ分野の事業を実施中。日本企業と連携して、環境技術開発、農産品輸出入、アーユルヴェーダ分野のコンサルティング事業、市場調査事業も行っています。スリランカ駐在歴20年超え、両国の政府機関や研究機関との連携事業、民間企業のネットワーキングも多数実績あり。お役に立てることがあれば、ぜひお声がけください。

2 weeks ago

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2 weeks ago

【スリランカと日本を新たな価値で繋ぐ】先日、「インパクト投資」や「スタートアップ支援」を専門とする日本企業の方がスリランカにお越しになり、現地視察のアレンジを担当させていただきました。
今回の訪問目的は、「インパクト投資の文脈で、スリランカで何ができるか?どのような可能性があるか?」を探ること。スリランカのIT分野の人材にも、高い関心をお持ちでした。

視察では、当団体のソーシャルビジネス事業である
✅ Thusare Talking Hands
✅ Kenko1st Organic
の各店舗を視察したほか、私たちのネットワークを活用し、
✅ スリジャヤワルダナプラ大学(IT学科、日本語コース)
✅ JETROコロンボ事務所
✅ JICAスリランカ事務所
✅ スリランカ大手の紅茶工場
をご案内し、意見交換の時間を設けました。

紅茶工場では、「廃棄物となる抽出後の茶葉から新たな製品や価値を生み出せないか?そこへの投資は可能か?」といった、具体的な事業化の可能性を探る視察も行いました。

これらの活動は、NGO・NPOである私たちに直接的な利益をもたらすものではありませんが、今回の訪問を通じて、
✅ スリランカの課題解決・持続的な発展に資するインパクト投資が促進されること
✅ 新たなビジネスやネットワークが生まれること
✅ スリランカと日本の間で活躍する人材が育つこと
など、この国にとってポジティブなインパクトが生まれることを願い、橋渡しの役割を担いました。

私たち自身も、ソーシャルビジネスを展開する中で、小さいながらも「何かしらの付加価値」を社会の中に生み出しています。
今回の経験を通して、インパクト投資の考え方や、「経済的・経営的な指標」だけにとらわれないインパクトの測定方法、「価値」を伝える手法などについて、意見交換やレクチャーを受けることができ、私たち自身の事業の今後の方向性についても、多くの刺激とヒントを得ることができました。
「海外進出する際の候補地としてスリランカを考えている日本のスタートアップ企業がある」というお話もあり、今後さまざまな分野で協働できる可能性を感じています。

アプカスは、「ともに考え、ともに歩く」を大切に、これからも多様な人や組織と連携し、スリランカの社会課題解決と持続的な発展に貢献していきます。
最後は、ちょっと会社プロモーションっぽい記事になってしまい恐縮ですが…✍️
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【スリランカと日本を新たな価値で繋ぐ】先日、「インパクト投資」や「スタートアップ支援」を専門とする日本企業の方がスリランカにお越しになり、現地視察のアレンジを担当させていただきました。
今回の訪問目的は、「インパクト投資の文脈で、スリランカで何ができるか?どのような可能性があるか?」を探ること。スリランカのIT分野の人材にも、高い関心をお持ちでした。

視察では、当団体のソーシャルビジネス事業である
✅ Thusare Talking Hands
✅ Kenko1st Organic
の各店舗を視察したほか、私たちのネットワークを活用し、
✅ スリジャヤワルダナプラ大学(IT学科、日本語コース)
✅ JETROコロンボ事務所
✅ JICAスリランカ事務所
✅ スリランカ大手の紅茶工場
をご案内し、意見交換の時間を設けました。

紅茶工場では、「廃棄物となる抽出後の茶葉から新たな製品や価値を生み出せないか?そこへの投資は可能か?」といった、具体的な事業化の可能性を探る視察も行いました。

これらの活動は、NGO・NPOである私たちに直接的な利益をもたらすものではありませんが、今回の訪問を通じて、
✅ スリランカの課題解決・持続的な発展に資するインパクト投資が促進されること
✅ 新たなビジネスやネットワークが生まれること
✅ スリランカと日本の間で活躍する人材が育つこと
など、この国にとってポジティブなインパクトが生まれることを願い、橋渡しの役割を担いました。

私たち自身も、ソーシャルビジネスを展開する中で、小さいながらも「何かしらの付加価値」を社会の中に生み出しています。
今回の経験を通して、インパクト投資の考え方や、「経済的・経営的な指標」だけにとらわれないインパクトの測定方法、「価値」を伝える手法などについて、意見交換やレクチャーを受けることができ、私たち自身の事業の今後の方向性についても、多くの刺激とヒントを得ることができました。
「海外進出する際の候補地としてスリランカを考えている日本のスタートアップ企業がある」というお話もあり、今後さまざまな分野で協働できる可能性を感じています。

アプカスは、「ともに考え、ともに歩く」を大切に、これからも多様な人や組織と連携し、スリランカの社会課題解決と持続的な発展に貢献していきます。
最後は、ちょっと会社プロモーションっぽい記事になってしまい恐縮ですが…✍️Image attachmentImage attachment+1Image attachment
2 weeks ago

【アプカスのインターンシップ事例紹介②】:2025年3月に約10日間、アプカススリランカ事務所でインターンシップを経験した医学生・新藤さんのレポートを続けてご紹介。
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【日本大使館で医務官の方と面談】
インターン期間中、医務官という職業について理解を深めたいと思い、コロンボにある在スリランカ日本大使館を訪問しました。滞在していたKenko 1st Organicのオフィスから徒歩圏内にあり、今回の訪問が実現しました。
当日は、大使館の中を案内していただきました。建物は昨年改修されたばかりとのことで、内装はとても綺麗でした。ちょうどイベントのリハーサルが行われていたため、すべての部屋を見ることはできませんでしたが、2階の会場からは音楽が聞こえていました。
医務室は、事務作業用のデスクがある部屋と、隣に処置室が併設されている構成でした。処置室には、日本でも見かける市販薬を含め、基本的な医薬品が揃えられていました。
医務官は、大使館職員の健康管理と、現地在住の邦人に対する医療情報の提供を主な業務としています。処置室内でできる医療行為には制限があるため、現地の医療機関との連携が重要であることも教えていただきました。
また、医務官は基本的に大使館に一人で配置されるため、医療に関する判断や対応をすべて一人で行う必要があると知りました。たとえば、患者を現地の病院に任せるのか、日本に帰国させるのかといった判断も含まれるとのことです。
一方で、医務官同士の情報交換の機会も定期的にあり、大使館内の他の部署とのやり取りを通じて、医療以外の分野についても学ぶ機会があると聞きました。面談させていただいた星野先生からは、臨床医として日本で働いているだけでは得られない、多様な立場の人たちとの関わりがあることも、この仕事の特徴として紹介していただきました。
医務官の業務内容は赴任国によって異なる場合があり、また、大使館では季節ごとに邦人向けのイベントも実施されていることから、勤務環境や生活にも変化があると伺いました。
これまで、海外で医師として働く選択肢といえば「国境なき医師団」や「JICA」などが代表的だと思っていましたが、今回の訪問を通じて、医務官という進路について具体的に考えるきっかけを得ることができました。
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【アプカスのインターンシップ事例紹介②】:2025年3月に約10日間、アプカススリランカ事務所でインターンシップを経験した医学生・新藤さんのレポートを続けてご紹介。
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【日本大使館で医務官の方と面談】
インターン期間中、医務官という職業について理解を深めたいと思い、コロンボにある在スリランカ日本大使館を訪問しました。滞在していたKenko 1st Organicのオフィスから徒歩圏内にあり、今回の訪問が実現しました。
当日は、大使館の中を案内していただきました。建物は昨年改修されたばかりとのことで、内装はとても綺麗でした。ちょうどイベントのリハーサルが行われていたため、すべての部屋を見ることはできませんでしたが、2階の会場からは音楽が聞こえていました。
医務室は、事務作業用のデスクがある部屋と、隣に処置室が併設されている構成でした。処置室には、日本でも見かける市販薬を含め、基本的な医薬品が揃えられていました。
医務官は、大使館職員の健康管理と、現地在住の邦人に対する医療情報の提供を主な業務としています。処置室内でできる医療行為には制限があるため、現地の医療機関との連携が重要であることも教えていただきました。
また、医務官は基本的に大使館に一人で配置されるため、医療に関する判断や対応をすべて一人で行う必要があると知りました。たとえば、患者を現地の病院に任せるのか、日本に帰国させるのかといった判断も含まれるとのことです。
一方で、医務官同士の情報交換の機会も定期的にあり、大使館内の他の部署とのやり取りを通じて、医療以外の分野についても学ぶ機会があると聞きました。面談させていただいた星野先生からは、臨床医として日本で働いているだけでは得られない、多様な立場の人たちとの関わりがあることも、この仕事の特徴として紹介していただきました。
医務官の業務内容は赴任国によって異なる場合があり、また、大使館では季節ごとに邦人向けのイベントも実施されていることから、勤務環境や生活にも変化があると伺いました。
これまで、海外で医師として働く選択肢といえば「国境なき医師団」や「JICA」などが代表的だと思っていましたが、今回の訪問を通じて、医務官という進路について具体的に考えるきっかけを得ることができました。Image attachment
2 weeks ago

【アプカスのインターンシップ事例紹介①】:2025年3月に約10日間、アプカススリランカ事務所でインターンシップを経験した新藤さんのレポートをご紹介。新藤さんは、将来、医務官を目指して、大学で医学を勉強しています。将来の目標への解像度が上がる出会いや経験があったようで、受け入れ側の私たちとしてもうれしい限りです。
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【スリランカNo.1の産科病院を視察】
インターンシップ期間中、コロンボにある私立の病院「NINEWELLS HOSPITAL(ナインウエルズ病院)」を見学しました。この病院は、産婦人科や小児科を中心とした医療を提供しており、女性と子どものケアに力を入れている医療機関です。スリランカ国内でも設備規模が大きく、高度な医療体制を備えた私立病院の一つとされています。
スタッフの方に院内を案内していただきましたが、施設全体が清潔で整っており、日本の病院と比較しても設備面で大きな差は感じませんでした。ICU(集中治療室)やNICU(新生児集中治療室)もあり、幅広い症状に対応できる体制が整っていると感じました。
特に印象的だったのは、出産前後の女性が過ごす病室です。スイートルームを見学させていただいたのですが、アメニティが充実しており、とても広々としていました。さらに、「赤ちゃんが産まれると病室の入り口が光る仕組み」になっており、男の子が産まれると青色、女の子が産まれるとピンク色にライトの色が変わるという、日本では見られない光景がありました。ちょうど私が見学に行った際は、2つの部屋が青く光っていました。
日本との違いで印象的だったのは、スリランカでは、蚊が媒介するデング熱が大きな感染症リスクとなっており、妊婦や小児が感染すると重症化しやすいため、発熱した患者が来院すると院内には緊張感が走ると伺いました。
見学後には、アプカスの調整で病院のCEOの方とお話しする機会もいただきました。NINEWELLSでは、これまでにもオランダなど各国から医師が研修に訪れており、インターンの受け入れも積極的に行っているそうです。勤務している医師の多くが海外での研修経験を持ち、英語にも非常に堪能でした。
私も温かく歓迎していただいたので、数年後、医師としてさらに知識を深めた上で、ぜひまたこの病院を訪れたいと考えています。
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【アプカスのインターンシップ事例紹介①】:2025年3月に約10日間、アプカススリランカ事務所でインターンシップを経験した新藤さんのレポートをご紹介。新藤さんは、将来、医務官を目指して、大学で医学を勉強しています。将来の目標への解像度が上がる出会いや経験があったようで、受け入れ側の私たちとしてもうれしい限りです。
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【スリランカNo.1の産科病院を視察】
インターンシップ期間中、コロンボにある私立の病院「NINEWELLS HOSPITAL(ナインウエルズ病院)」を見学しました。この病院は、産婦人科や小児科を中心とした医療を提供しており、女性と子どものケアに力を入れている医療機関です。スリランカ国内でも設備規模が大きく、高度な医療体制を備えた私立病院の一つとされています。
スタッフの方に院内を案内していただきましたが、施設全体が清潔で整っており、日本の病院と比較しても設備面で大きな差は感じませんでした。ICU(集中治療室)やNICU(新生児集中治療室)もあり、幅広い症状に対応できる体制が整っていると感じました。
特に印象的だったのは、出産前後の女性が過ごす病室です。スイートルームを見学させていただいたのですが、アメニティが充実しており、とても広々としていました。さらに、「赤ちゃんが産まれると病室の入り口が光る仕組み」になっており、男の子が産まれると青色、女の子が産まれるとピンク色にライトの色が変わるという、日本では見られない光景がありました。ちょうど私が見学に行った際は、2つの部屋が青く光っていました。
日本との違いで印象的だったのは、スリランカでは、蚊が媒介するデング熱が大きな感染症リスクとなっており、妊婦や小児が感染すると重症化しやすいため、発熱した患者が来院すると院内には緊張感が走ると伺いました。
見学後には、アプカスの調整で病院のCEOの方とお話しする機会もいただきました。NINEWELLSでは、これまでにもオランダなど各国から医師が研修に訪れており、インターンの受け入れも積極的に行っているそうです。勤務している医師の多くが海外での研修経験を持ち、英語にも非常に堪能でした。
私も温かく歓迎していただいたので、数年後、医師としてさらに知識を深めた上で、ぜひまたこの病院を訪れたいと考えています。Image attachment
4 weeks ago

先日、JICA(国際協力機構)スリランカで「障害者の雇用支援促進プロジェクト」を担当する専門家お二人が、私たちが運営する指圧院「Thusare Talking Hands」を訪問くださいました。
当院では、視覚障がいのあるセラピストたちが、日本の専門家直伝の指圧技術を活かして、日々お客様にマッサージと癒しを提供しています。現在、事業拡大に伴い新たなスタッフの採用を検討していますが、スリランカには今も「マッサージ=アンダーグラウンドな仕事」といった偏見があり、職業選択の障壁となっています。
こうした課題をふまえ、JICAの専門家とともに、指圧の専門性と価値を広く伝える方法や、雇用拡大につながる連携策について協議を行いました。
その結果、JICAが持つ障害者向け人材データベースを活用し、障がい当事者・家族や団体を対象とした「合同就職説明会・体験会(ジョブフェア形式)」を、5月末に開催する方向で合意しました。JICAや政府機関の協力もいただきながら、より多くの場所で「指圧師」という専門性の高い仕事の紹介機会を増やしていければと思います。
また、現在準備を進めている「聴覚障がい・知的障がいのある女性たちによるネイルサロン事業」についても、今後の情報発信に関する意見交換を行いました。ネイルサロン事業については、日本からネイル技術の専門家にもお越しいただき、昨年末からレクチャーと訓練を進めてきました。
今後、サロンの立ち上げ資金の一部をクラウドファンディングで募集させていただく予定ですので、その際はぜひ皆さまのお力をお借りできればと思っています!
アプカスは、「障がい者がより働きがいのある仕事に就き、普通に活躍できる社会」を目指して、小さいながらも一歩ずつ、活動を広げ、深めていきます!

活動の詳細はこちら👇
➡️ thusare.info/
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先日、JICA(国際協力機構)スリランカで「障害者の雇用支援促進プロジェクト」を担当する専門家お二人が、私たちが運営する指圧院「Thusare Talking Hands」を訪問くださいました。
当院では、視覚障がいのあるセラピストたちが、日本の専門家直伝の指圧技術を活かして、日々お客様にマッサージと癒しを提供しています。現在、事業拡大に伴い新たなスタッフの採用を検討していますが、スリランカには今も「マッサージ=アンダーグラウンドな仕事」といった偏見があり、職業選択の障壁となっています。
こうした課題をふまえ、JICAの専門家とともに、指圧の専門性と価値を広く伝える方法や、雇用拡大につながる連携策について協議を行いました。
その結果、JICAが持つ障害者向け人材データベースを活用し、障がい当事者・家族や団体を対象とした「合同就職説明会・体験会(ジョブフェア形式)」を、5月末に開催する方向で合意しました。JICAや政府機関の協力もいただきながら、より多くの場所で「指圧師」という専門性の高い仕事の紹介機会を増やしていければと思います。
また、現在準備を進めている「聴覚障がい・知的障がいのある女性たちによるネイルサロン事業」についても、今後の情報発信に関する意見交換を行いました。ネイルサロン事業については、日本からネイル技術の専門家にもお越しいただき、昨年末からレクチャーと訓練を進めてきました。
今後、サロンの立ち上げ資金の一部をクラウドファンディングで募集させていただく予定ですので、その際はぜひ皆さまのお力をお借りできればと思っています!
アプカスは、「障がい者がより働きがいのある仕事に就き、普通に活躍できる社会」を目指して、小さいながらも一歩ずつ、活動を広げ、深めていきます!

活動の詳細はこちら👇
➡️ https://thusare.info/Image attachmentImage attachment+2Image attachment
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【Official WEB】https://kenko1st.org/

Kenko1stの新たな商品群にスリランカ産のアーユルヴェーダ商品が加わりました。オリジナル商品の第1弾として、アーユルヴェーダにおける体質(ドーシャ)のバランス改善効果が期待できるハーブ・スパイス類をブレンドしたハーブティー(AyuBe)の販売を開始しました。健康的な生活提案と共に地域の小規模農家の所得向上につながる取り組みですので、応援いただけますと幸いです!

【Official WEB】https://thusare.info/

アプカスの活動全般へのサポートや参加については、「ともに歩く-Walk Together!-」をご覧ください。

スリランカでのインターン研修の問い合わせを多くいただいています。アプカスのインターン受け入れの概要をまとめましたので、興味のある方はこちらをご覧ください。南国スリランカのフィールドで、若い世代の皆様の新たな一歩を応援します。

【イベント終了】2024年7月12日(金)に京都経済センターKOINで、対話型イベント「ソーシャルキャリアの歩き方」が開催されました。アプカスも、「海外ソーシャルキャリアの歩き人」として登壇させていただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。当日の資料や参加者のコメントをアーカイブしました。


【イベント終了】2024年3月2日(土)に京都大学で、学術イベント「舌で知り,頭で味わうスリランカ」が開催されました。参加いただいた皆さま、登壇者、ならびに運営の協力をしていただいた学生の皆さま、ありがとうございました。下記、特設WEBにて当日の発表資料を共有いたします。


【東北事業報告】2011年~2014年に、多くの皆さまのご協力で、「東日本大震災被災地支援活動」を実施することができました。プロジェクトの詳細については、「仮設住宅の住環境改善活動」、「被災地でのコミュニティ復興支援活動」をご覧ください。


アプカスは公益部門の国際協力事業を専門に行うNPO法人です。合わせて、私たちチームで運営するスリランカ現地企業(ソーシャルビジネス事業法人=非営利型事業法人)、日本国内の合同会社(物販・コンサル事業等受託営利法人)をご紹介いたします。これらの事業で培われたネットワークやスキルを総合して、利益性や成長性のみを求めず、持続的繁栄や社会課題の本丸に正しくアプローチする、私たちなりの「ゼブラ企業」のカタチをこれからも追求していきます。

仕事のご依頼や事業連携などについても、関係機関や専門家などネットワーク紹介を含め、最大限対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

Kenko1st Organic

スリランカで循環型農業の普及と健康的な食生活の提案を行う総合食品ブランド「Kenko1st Organic」を運営しています。現在、日本向けの商品開発も行い、輸出事業も進めています。

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Thusare Talking Hands

ジャパンクオリティの技術訓練を受けた視覚障がい者が指圧師として働く指圧サロン「Thusare Talking Hands」を運営しています。スリランカにお越しの際は、ぜひご来店ください。

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合同会社EZOZEN

国際協力、食品、環境技術、伝統医療等の分野で、日本の企業、研究機関、政府機関を繋ぎ、共に事業を進めています。コンサル、輸出入、商品開発、デザインが中心業務です。

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【動画紹介】私たちの活動拠点の一つ、バウラーナ村にある唯一の小学校に、アーティストの河野ルルさんが2024年3月下旬から4月上旬に村に滞在し、住民や子供たちと交流を重ねながら、色鮮やかな壁画を制作してくれました。その完成までが、動画になりました。スリランカ人映像編集者のスリランカっぽい編集エフェクト含め、お楽しみください!


【動画紹介】Youtubeチャンネル『旅するメディアWORLD REPORT Channel』で、スリランカの様子や実際の活動について、取材していただきました!


【動画紹介】Youtubeチャンネル『スリランカTV うっちゃんねる』で、ここ数年のスリランカの様子やKenko1stの活動について、取材していただきました!

APCAS

2019年のテロ、2020年からのコロナ、それに伴う経済危機や政治的な混乱など、不確実性が高い環境での活動を余儀なくされていますが、様々な方から有形無形のサポートをいただき、前向きに活動を続けられています。改めて感謝申し上げます!

現在、スリランカと日本の若者世代の社会起業家を養成する中長期プロジェクトの立案中です。当会のコアメンバー石川・伊藤も40代半ばを迎えました。思いを同じにする両国の関係者と共に、微力ではありますが、私たちが20年間で培った経験やネットワークを次世代に繋いでいければと考えています。

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