プロジェクト背景

被災エリアの諸課題(2012年4月~2013年)

 2012年になり、東日本大震災で被災した地域のニーズは、安全と住居の確保から徐々に生活の質を取り戻すことにシフトしてきています。バラバラになってしまった地域コミュニティを再生すること、まだ長期間継続せざるを得ないであろう仮設住居での生活の中に、少しでも「心地よさ」や「楽しさ」があるためにできる事は何なのか?。私たちは、気仙沼市本吉町に拠点を構えながら、駐在スタッフ、ボランティア、専門家の皆さまと「一緒に何ができるか?」「どうやったらより有意義なことができるか?」を日々一緒に考え、規模の大小を問わず、色々なアイデアを結実させることができました。

 特に、地域の皆さまには終始助けられっぱなしでしたが、これらの活動を通して、様々な経験を積むことができ、多くの出会いがありました。改めて関係者の皆さまに感謝申し上げます。

2013年12月までの2年9ヵ月の間、現地に事務所を構え、常駐現地駐在員による支援活動を実施することができました。
多くの皆さまから惜しみないご支援をいただき、ありがとうございました!

アクション

コミュニティの構築・交流促進事業の活動の方針としては、
 ①被災された方だけでなく、被災していない地域の皆さまも一緒に楽しむ(被災する/しないで支援を分けない)
 ②外部者(専門家)との連携による新たな視点でのイベントを立案する(特に専門的な立場からできる新たな交流支援の形を模索する)
 ③学生や若い世代の人との交流を通して、地域の魅力の再発見する(人としての結びつきを深めてもらい、お互いに楽しみ、学び合う)
の「地域全体」「新しい視点」「若者との交流」の3つの方針を定めて、活動を進めました。

パートナー

LPA (Lighting Planners Associates Inc. )
京都工芸繊維大学 阪田弘一研究室
明石高専 平石年弘研究室
酪農学園大学 金子正美研究室
NPO法人Envsion環境保全事務所
酪農学園大学学生ネットワーク(酪ネット)
谷本 天志(美術家)
前田 昌弘(京都大学)
いしのまき環境ネット
オカダプランニング
小国フォルケ・ホイスコーレ
アース・カバー

東日本大震災復興支援活動「仮設住宅の住環境改善」

実施プロジェクト報告(2012年~2014年9月)

夜の移動空間「あかりカフェ」の巡回実施

 仮設住宅地区の広場、夏祭り会場、街の空地・・・車に機材を載せて、どこでも行ける夜の移動式「あかりカフェ」。世界的な照明デザイナーグループ「LPA(Lighting Planners Associates Inc. )」と仮設住宅の環境改善で連携している空間設計チームが協働で、あかりの仕掛けを備えた移動式のカフェ「あかりカフェ」を設え、子どもから大人まで楽しめる「あかり空間」を作り上げ、夏の夜風を感じながら豊かな時間をみんなで過ごすお手伝いをしました。

場所仮設住宅地区
参加者仮設住宅で暮らす皆さま
地域住民の皆さま
活動キーワード被災エリアで「夜」に開催できる移動式の「交流空間」のデザイン
2012年~
パートナーLPA (Lighting Planners Associates Inc. )
京都工芸繊維大学 阪田弘一研究室
谷本天志(美術デザイン)
川上産業株式会社
あかりカフェ実施概要

あかりカフェの構想は、「「仮設住宅の課題」について、「あかり」という立場から何かできる事はないでしょうか?」というLPAからの問題提起から始まりました。

仮設住宅の住環境改善チームも加わり、話し合いや現場の視察を続ける中で、
 ①盛んにおこなわれている平日日中の交流・傾聴プログラムではアクセスできなかった年代(仕事で日中家にいない方)をどう巻き込むか?
 ②仮設住宅エリアの内外(仮設住宅住民だけでなく、ホストコミュニティも含む)の交流促進が必要ではないか?
 ③伝統的な夏祭りなど発災後見合わせていた地域行事と連携できることはないか?
といった課題やニーズから、「オリジナルの夜の移動式の交流空間をデザインする」あかりカフェプロジェクトが始動しました。

 あかりカフェは、プチプチでおなじみの川上産業株式会社の資材提供を受け製作されたオリジナルの移動式ユニットになっており、少人数で簡単に組み立てと片付けができ、フードドリンクカウンター、三角コーンとプラパールで作られたコンパクトな椅子やテーブル、ランタン、光の楽しい仕掛け、プロジェクターで地域の景色が映し出されるスクリーン、影絵遊びスクリーンなどで構成されています。

 また、あかりカフェの開催に合わせて、LPAのあかりデザイナーと学生ボランティアが中心となり、現地の子供たちを対象とした「あかりのワークショップ」も合わせて行いました。ワークショップのあと日が暮れたころに、手作りのLED行灯や影絵の仕掛けをあかりカフェに持ち寄ります。みんなで作ったあかりで温かい風景を作り、あかりと遊び、楽しいひとときを開催地域の皆さまに過ごしてもらうよう工夫を凝らしました。

 2012年7月にプレオープンを山田大名仮設住宅団地で行った後は、仮設住宅の敷地内での夜の屋外食事交流会として利用されるだけではなく、被災後初めて開催となった本吉町の複数地区のお祭り会場にも利用され、「こんな素敵な夜の眺めはない」と、多くの住民の皆さまに喜ばれました。

 その後、あかりカフェの移動キットを使用して、石巻市ので屋外映画イベント「いしのまきあかりシネマ」を開催したことで、翌年以降の中瀬公園自由広場の映画上映イベント「いしのまきあかりシネマ」につながっていきました。

いしのまき あかりシネマ~オカゲキ一夜限りの復活祭~2013の実施

 2012年に夜の移動式の交流空間「あかりカフェ」プロジェクトを発展させ、石巻の地元若手グループの皆さまと共に、被災した石巻中瀬の「岡田劇場」を屋外の特別空間として復活させる「いしのまき あかりシネマ」企画を実施しました。

 子どもから大人まで楽しめる屋外映画館を作り上げ、夜風を感じながら、石巻の今と昔に思いを馳せる・・・そんな時間をみなさんで共有する一夜限りの映画上映イベントです。

場所石巻市 石ノ森萬画館芝生(中瀬公園自由広場)
参加者自由参加
活動キーワード被災エリアでイベントの実施
2013年9月
パートナーどこでも映画祭実行委員会
オカダプランニング
LPA (Lighting Planners Associates Inc. )
京都工芸繊維大学 阪田弘一研究室
谷本 天志
川上産業株式会社
 西川産業株式会社
石ノ森萬画館
石巻日日新聞/NPO法人20世紀アーカイブ仙台(写真提供)
いしのまき あかりシネマ2013実施概要
オカゲキ復活祭チラシ(谷本天志氏デザイン)

 石巻市民に古くから愛されてきた岡田劇場(通称:オカゲキ)は、この度の震災被害で建物が全壊しました。今回の企画を通して、一昨年から共に支援活動を続ける建築やあかりのデザイン専門チームが、岡田劇場をモチーフにしたオリジナルでコンパクトな移動映画館ユニットを製作し、巡回可能な移動式の映画上映会場として、岡田劇場を復活させます。美しい夜のあかり空間の中で、石巻のみなさまに、映画や食事を楽しみながら、ひと時の憩いの時間を過ごしていただく屋外イベントです。

 2012年6月から実施した「あかりカフェ」プロジェクトでは、「あかりをテーマにした移動式の夜の交流空間を造る」を目的に、仮設住宅や地域のお祭り会場を軽量の素材で製作したオリジナルの椅子やテーブル、数々のあかりの仕掛けで飾り、住民の皆さまに夜の憩いのひと時を提供することができました。
 同年10月末には、同ユニットを利用し、被災地区の工場壁面をスクリーンに利用した屋外映画上映企画「いしのまきあかりシネマ」を実施する機会がありました。その際にご協力いただいた有限会社オカダプランニング(岡田劇場の運営会社)の菅原さんはじめ、地元の皆さまとのご縁で企画されたのが、今回の「第2回いしのまきあかりシネマ~オカゲキ一夜限りの復活祭~」です。

 当企画では、日が沈み薄暗くなる頃、中瀬地区の岡田劇場跡地でメモリアル・ライトアップが始まり、その跡地から歩いて数分の石ノ森萬画館芝生(中瀬公園自由広場)の特設スペースでは、被災前の岡田劇場をモチーフにした屋外映画空間が現れます。
 会場は、あかりデザインチームが製作した数々のあかりの設えに加え、上映会に先んじて行われた「あかりワークショップ」で地元の子どもたちによって手作りされた行灯が、空間を彩ります。    
 特設会場では石巻を舞台にした映画「エクレール・お菓子放浪記」の上映が行われますが、上映以外にも会場内のあかりによる仕掛けを各々楽しむことができ、地元の食材を使用した石釜ピザもご提供いたしました。

【メディア掲載】

石巻かほく「岡田劇場 一夜の復活祭」/2013年9月27日
石巻かほく「岡田劇場 一夜限りの復活」/2013年10月1日
河北新報「岡田劇場 在りし日をしのぶ」/2013年9月27日
毎日新聞「一夜限りの映画館 石巻でオカゲキ復活祭」/2013年9月29日
読売新聞「津波で全壊の映画館「復活」」/2013年9月29日

いしのまき あかりシネマ~オカゲキ一夜限りの復活祭~2014」の実施

 昨年に引き続き、2014年も「いしのまきあかりシネマ」を開催しました。

今年のテーマは、岡田劇場でも大盛況だったという「トラック野郎ー故郷特急便ー」。復興が進む石巻で連日活躍する多くのトラックドライバーの皆さまへの感謝とエールも込めて、一夜だけの上映会を開催しました。自由広場駐車場では、一番星号など、デコトラアートトラック軍団が石巻に駆け付けます。

いしのまきあかりシネマ2014チラシ
場所石巻市 石ノ森萬画館芝生(中瀬公園自由広場)
参加者自由参加
活動キーワード被災エリアでイベントの実施
2014年9月
パートナーどこでも映画祭実行委員会 オカダプランニング LPA
石ノ森萬画館 京都工芸繊維大学 石巻日日新聞 川上産業株式会社
全日本アート・トラック連盟 一般社団法人全国哥麿会

被災エリアにおける共同農園の整備

 被災地区に誰でも参加できる「農園スペース」を作り、住民の皆様と楽しみながら、農作物を育てます。農作業を通して安らぎを感じて頂く機会をご提供しつつ、人が集まる憩いの場づくりを目指しました。

場所気仙沼市本吉町
参加者仮設住宅で暮らす皆さま
地域住民の皆さま
活動キーワード共同農園の運営
2012年~
パートナー酪農学園大学学生ネットワーク(酪ネット)
明石高専
共同農園事業概要

 気仙沼市本吉町は、漁業と共に農業や酪農業が地域の基幹産業の一つだった時期もあり、高齢者を中心に多くの人々が、畑や菜園を楽しむ文化が根付いています。この度の震災を受け、住居のみならず畑を浸水被害で失った人もいます。特に、今まで農作業を日常の中で行ってきた人は、畑作業を通して四季を感じたり一日のリズムを整え、体を動かすことで心身の健康を維持し、収穫物のおすそ分けは、ご近所との関係の基礎を形作るコミュニケーションツールそのものでした。

 当事業では、仮設住宅に暮らす方を対象として、町の中心分に土地を借り受け、10区画(1区画:7m×4m)の共同農園をボランティアの手によって整備しました。この土地は、畑の土ではなく、住宅用の基礎に使われる盛り土がされており、農園として整備するには、石を取り除き、土壌改良し、共同スペースを作るなど、多くの労力がかかり、様々なサポートをいただきながら、2カ月ほどかけて農園の整備が進みました。

 10区画中7区画が参加者に貸し出され、作物の栽培がスタート。草刈りや貯水タンクへの水の補給などで、多くのボランティアが共同農園に足を運んでくれ、そこで参加者や近隣住民のみなさんと立ち話をしたり、作業をしたりする光景も多くみられました。

 2012年秋に、プロジェクト評価の一環として、参加者のみなさんにヒアリング調査を行った際には、「共同農園が、外に出るきっかけになった」「共同農園が、体を動かす機会になった」「交流やコミュニケーションを取るきっかけになった」という声があり、元々家の周りで畑をしていた人に、自分のやり方で農作業をしてもらい、収穫した作物を人に分けるといった被災前から当たり前にしていた「自分で育てた野菜を食べる&人にお裾分けをする文化」を多少なりとも取り戻してもらうきっかけになったのではないかと考えています。

【レポート】「共同農園プロジェクト~被災エリアでの農園整備の実践を通して~」報告書(堀池 舞子/現地駐在スタッフ)

集会所「津谷大沢区振興会館」の再建事業

 津波で被災した集会所の代替施設として仮設集会所を設置し、地域住民が集う場所を確保し、自治会活動の再活性化を通して、主体的な復興のお手伝いをします。合わせて、周辺の遊具や排水溝などの整備、地域イベントのお手伝いも行いました。

場所気仙沼市本吉町津谷大沢地区
活動キーワード被災エリアでの仮設集会所建設
助成ジャパンプラットフォーム(JPF)
パートナー株式会社ito-pro (建設資材提供・施工)
Saito Isamu Design Studio (デザイン・施工補助)
森川栄治 (デザイン)
津谷大沢区振興会館(仮設) 再建事業概要

 気仙沼市本吉町津谷大沢地区は、141世帯が生活している地域で、津波災害により21世帯が全壊・半壊の被害を受け、被災世帯を被災していない世帯が自宅で受け入れ「民泊避難」を行い、厳しい避難生活ながらも住民同士が協力し合って支えってきた地区です。

河北新報リアスの風/地域づくり 拠点新た(2012年6月)

 同地区では、活発に利用されていた集会所が流出し、民泊避難時は、地区内の対策本部および集合場所として民家の倉庫を利用していました。同地区の自治組織である津谷大沢区振興会から、住民が集まり、生活上の問題や復興について話し合う場として、集会所の設置が急務であるとの強い要請を受け、仮設集会所の再建事業に着手しました。

 当事業に関しては、資材や人員の確保が難しく、工期に遅れが出たものの、「津谷大沢区振興会館」が2012年6月に家屋が無事完成し、気仙沼市長、自治会関係者、地域住民が多数集まり、完成譲渡式を行いました。

多くの方が、鉄骨の階段構造が印象的なデザインや開放性、居心地の良さを評価し、復興に向けた話し合いの場や住民同士の懇親の場として活発に利用されています。

 それ以降も同敷地内の学生ボランティアによる遊具の修理、住民有志による排水溝の整備に加え、建物内の食器棚の設置やトイレも森川英治氏(森川設計)によって継続的に行われ、地域の様々な人が利用しやすい場所づくりを地域住民と協働で実施しました。

学生ボランティアの受入れ

 当会の活動には、2011年の緊急支援以来、学生、専門家、一般ボランティア含め、ゆうに1000名を超えるでしょうか・・・国内外からたくさんの方々が活動拠点を訪れ、寝食を共にしながら、有形、無形の力を貸しててくれました。受け入れでは、至らない所もあったかと思いますが、本当にありがとうございました。

 2011年5月から引き続き、多くのボランティアの方が活動に参加してくれました。世代や背景の異なる人々が、一つの目標に向かって協力し合う楽しさ、現地の皆さまに喜んでもらえるという達成感、真剣に物事に向き合う充実感など、人それぞれ、何かしらのことを感じ、帰路についていただけたのではないかと思います。

【報告集】『軌跡』(酪農学園大学学生ネットワーク活動報告書/2013年3月)

場所気仙沼市本吉町 石巻市
活動キーワードボランティアの受け入れ
助成三井物産環境基金
赤い羽根共同募金など
パートナー酪農学園大学(酪ネット)
京都工芸繊維大学
明石高専
その他多数のボランティアの皆さま
学生ボランティアの受け入れ

交流イベントの実施やプロジェクト連携

 活動している気仙沼市でも、被災後、若年世代の流出と過疎化が進行しています。一方でここを訪れた若者や社会人の中には、「地域住民との交流」「地域住民には当たり前の伝統や文化」に魅力を感じるという声が多くありました。高齢化が進む被災地域の魅力や眠っている資源を再発見しながら、地域活性化につなげるような取り組みこそが、地域の長期的復興にとって重要であると考え、地域内のコミュニティ構築や交流の促進に加え、地域の資源探しといった視点も加えて、数多くの交流イベントを実施しました。

 小さいながらも、地域で心が通った企画はできないか駐在スタッフが奮闘して、アイデアを交換しながら、色々な企画を実施することができました。また、教育機関や国際協力関連の研修の受け入れコーディネートも行いました。

1.「作って食べよう」企画
 仮設住宅に暮らすお母さんが学生ボランティアを対象に、料理教室を開催して、一緒にご飯を食べる企画。数々の地域食、おふくろの味が再現されました。

2.マンボウ石釜で移動式ピザ会
 本吉町のシンボル、マンボウの形をした石釜を製作。地元の薪を使用して、移動式のピザ会を実施しました。寒い中で一緒に作ったピザを頬張る。味も大好評でした。

3.あかりワークショップ(with LPA)
 あかりカフェの一環として、子どもを対象に手作りのLED行灯を製作。製作し行灯は、会場に飾られました。地域のお祭りとも連携して、お祭りを盛り上げました。

4. JICAリモートセンシング実習(with 酪農学園大学)
 海外の研修生の被災地でのリモートセンシング実習、および、視察等をコーディネートしました。

5. 防災リーダー育成カリキュラム実習(with 明石高専)
 明石高専が実施した防災リーダー育成カリキュラムのコーディネートを行いました。

6. 本吉町地域資源マップの作製(with NPO法人Envsion環境保全事務所)
 NPO法人Envsion環境保全事務所、酪農学園大学環境GIS研究室による地域資源マップ作成の現地側のコーディネートを行いました。マップは、本吉町の全15地区の①大正時代~現在までの土地利用の変遷、2012年当時の復興計画がマップ化されています。

 本吉町資源マップデータ (pdf形式)

01小泉浜地区資源マップ09川内地区資源マップ
02小泉町地区資源マップ10高地区資源マップ
03在区地区資源マップ11前浜地区資源マップ
04馬籠地区資源マップ12日門地区資源マップ
05山田地区資源マップ13大谷三島地区資源マップ
06津谷地区資源マップ14上郷地区資源マップ
07浜地区資源マップ15中郷地区資源マップ
08北区資源マップ
気仙沼市本吉町全15地区資源マップ(NPO法人Envsion環境保全事務所作成)

7. 糸つむぎワークショップ(with Earth Cover)
 札幌市のEarth Coverと協働で、仮設住宅で毛糸から糸を紡ぐ「糸つむぎワークショップ」を開催しました。

APCAS

【千徳さんを偲んで】大学の先輩でもあり、東北の糸つむぎワークショップの活動でもご一緒したEarth Cover店主 千徳あす香さんが、若くしてお亡くなりになりました。今でも心が締め付けられる悲報ですが、千徳さんが目指した世界に少しでも近づけるよう、微力ながら、私たちも活動を続けていきたいと思います。

In Memory of Sentoku san