【Voice】長屋再生の現場から②
基礎工事からこのコンビががんばってくれています。棟梁インディカ(左)とサラ(右) 紅茶プランテーションのイギリス人マネージャーがかつて住んでいた邸宅。完全に洋風な雰囲気で大規模で豪華なつくり。コウモリも飛び交う廃墟萌え。 壁の配置や建物のスケール感はなるべく元の長屋のものを踏襲して計画しています。建設用足場は途上国でよく見られる竹。 漆喰が塗られた壁。
【20150727 長屋再生の現場から②】
現地入り2日目。
現場は壁の多くの部分が立ち上がり、一部は白い漆喰の仕上げもされています。
工事も終盤に入ってきているので、大工棟梁のインディカとはコンセントの位置など細かい確認などを行いました。
午後からは建設資材待ちということで工事は一旦休止。これまでは個人的には長屋を中心にバウラーナ村を見てきましたが、地域ツーリズムの検討も兼ねて、村の他の地域を歩いて回りました。
近年、日本では明治期の建築物などが産業遺産として注目を浴びていますが、ここバウラーナ村も紅茶プランテーションという単なる農業を超えた労働者の生活基盤を支える社会システムが生み出した施設や文化などが残っており、そういったものを地域ツーリズムのポイントとして検討しています。(大庭)
