【Voice】現場2日目 いよいよ工事スタート!
壁の位置出しは日本と同じく糸を使った方法。いかに利にかなった方法かということに改めて気づきました。 通訳(英語⇔シンハラ語)女性のチャトゥーリカさん。普段彼女は地元の役所で役人をしていて、見ての通り現場監督さながらの雰囲気で通訳以外でも助けてくれています。 今日は夕方からの大雨で中断→そのまま工事終了、でした。雨も強いですが、豪雨で植物がよりいっそう力強く見えました。 メインの大工は3人。掘削はこの3人で、①土の掘り起こし→②幅の拡張→③土のかき出し、の順に分かれて作業。体つきからその役割分担が納得できます(笑)。
【20150227 現場2日目 いよいよ工事スタート!】
今日もスリランカの現場から設計担当の大庭がお届けです。
今日から現場の日本人は自分のみ。今回の工事では、設計者として検討をする作業と、現場監督的に大工さんに指示する作業をしつつ、現地の人とコミュニケーションしながら施工の部分もまじって行えればと思っています。
<工事スタート! 壁の位置出し>工事はまず壁の位置出しからスタート。糸を張って位置を出していく方法は日本と同じで、この方法がいかに利にかなった方法かということに改めて気づきました。はじめに壁位置のルールを少し説明したら、棟梁インディカもすぐに要領を掴んでくれました。少しずつ信頼感が高まります。
<地盤の掘削>壁の位置出しが終わり、次の工程は基礎のための地盤掘削。雰囲気に溶け込んでいるせいか当たり前に感じていましたが、掘削は全て人力。道具は鍬とスコップと鉄の棒。掘削の作業はメインの大工3人で分業していて、①地盤の掘り起こし→②幅の拡張→③土のかき出し、の順に分かれて分担。
自分も三人にまざってやってみましたが、粘土質の土が見た目以上に重く、掘削の途中では地中からミミズのようにたくさんのサソリが出てきたのには非常に驚かされました。(しかも、大工はみんなビーサンか裸足!)今日の工事は夕方の豪雨で終了となりましたが、工事自体は順調にスタートを切ることができました。(大庭)
