【Voice】現場4日目 棟梁に弟子入り

【20150301 現場4日目 棟梁に弟子入り】

夕方の大雨で現在こちらは停電中。ロウソクの炎の下、お届けします。(一面真っ暗なこの場所が世界に繋がるという感じがワクワクです。)

『 湧き水の水圧チェック 』ポンプなどの機械を使わないでシャワーが使えるようにするには、高所設置のタンクが必要なのですが、現在村人が使用している水道(湧き水)が高所まで届くかどうか水圧の確認をしました。水は山の高いところからきているらしく、何もしなくても地上3mくらいまで上がっていくので問題はなさそうです。

『 必要とされる技術 』こんなに日差しが強いのに、お湯が出ない。電気はきているから、溢れるばかりのお湯さえあればハッピー。そんなバウラーナ村には、高価なソーラーパネルではなく、先日倉敷に見学に行った集光によって温水をつくる太陽熱ボイラーのようなものが適正な技術だと感じました。

『 棟梁インディカに弟子入り / 石の面をよむ 』見ているだけでは分からないので、志願して棟梁インディカに弟子入り。見た目はそんなに難しくなさそうですが、全くの自然の石を使って基礎を整形していくのは結構難しい。クルクル石を回しながら納まりのよい面を探しますが、私の積んだ石がうまく納まっていないと、即、インディカに修正されてしまいます。満面の笑みで(笑)。

『 建設という名のBody Language 』シンハラ語やタミル語は簡単な言葉しか分からないので、大工さんと直接交わせる会話には限りがありますが、その分、一緒にセメントをかき混ぜるスコップのテンポだけでも何か通じ合えているような感じがして嬉しくなります。

もうすぐロウソクがなくなりそうになってきました(汗)。新しいのをもらって来なければ。明日もまたレポートをお送りします。(大庭)