【Voice】現場に置かれた設計図面

【20150319 長屋再生の現場から④ 現場に置かれた設計図面】

現場中央付近にある木の柱には、日本から持ち込んだ設計図面がかけられています。

大工の棟梁・インディカ氏が毎日、作業をはじめる前にセットして、図面を確認しながら作業を進めていきます。

また、建物を建てる際には現場での微調整が必ず必要なので、そういった微調整の結果、発生した変更点(シャワールームの位置、窓や扉の仕様、かまどの位置など)などを図面に描き加えていきます。

今回も私たちが英語で書きこんだ説明を、通訳を務めてくれているチャトゥリカさん(デルトタ郡役所職員)が現地語(シンハラ語)にその場で翻訳し、大工さんたちが後からでも確認できるようにしてくれています。

言語が異なる人たちと一緒に作業を進める上で、設計図面の役割を改めて実感します。(前田)