【Voice】滞在者レポート2日目(京都大学大学院修士2回/川島さん)

 京都大学大学院修士2回の川島です。2017/7/16~7/19までバウラーナ村のラインハウスに滞在し、多くのツアーを体験しました。貴重な体験の数々を写真を交えて紹介します! 

 前回の投稿の続きです。17日の朝はsunriseを見ようと思い6時におきたが、すでに日は上っていた。その後部屋に戻ると、ヨガラーチが声をかけてきたのでついていくと、ヨガラーチが朝絞ったミルクを、街からやってきたタンクローリーの運転手に売る現場を見ることができた。7L売って、約400ルピーほどでした。つまり1か月でミルクだけで10000ルピー近くは稼げるということで、牛は大事な収入源だと再認識。

 朝ごはんはピトゥとココナッツカリー。朝食後は再びヨガラーチから声がかかり、牛のブラッシングを見せてもらえることに。親牛と子牛の2頭のブラッシングを見たけど、2頭とも冷たい水が嫌なのかあまり嬉しくなさそう。。

 その後は、アプカスの畑を見学。バウラーナ村ではオーガニックファームに挑戦している畑が多く、案内された畑もまたオーガニックファームであった。農薬を使うより倍近くの値段で野菜が売れるオーガニックファームであるが無農薬のため、病気や虫にやられている野菜が多く、無農薬の難しさを改めて認識した。

 そして、その後メインツアーの「tea picking」近くの茶畑に行き、いよいよ茶摘み体験!葉を入れる袋を頭に巻き付け、両手をつかって葉をむしり取り、後ろの袋にシュート。20分くらい奮闘したが前田先生と合わせても300グラムほど、、、。ベテランの人は一人で一日30㎏取るとのこと。恐れ入りました。

 このあと、自分たちが取った葉で実際に紅茶を作って飲みたかったが、取った葉は少なくとも3日は乾燥させないといけないということで断念。もし、この茶摘み体験をメインツアーにするならばどうにかして、摘んだ葉を紅茶にして飲むところまでを体験させたいところ。

 そして、宿に戻ったら、ダムカリーとフィッシュカリーとサラダが用意されていた。どれも美味。バウラーナ村のごはんはどれも文句なしで美味い。

 そして、その後はとても刺激的な「牛糞塗り体験」ラインハウスのフロアは牛糞が塗られている。その牛糞(caw dung)塗りを体験させてくるということで村の人に付いていくと、まず牛小屋へ。いきなり牛糞を手でつかみ水の入ったバケツの中に!そして、少し溶かした牛糞を黙々と床に塗っていくという刺激的な作業。(笑)初めはかなり抵抗があったが、慣れてくると鼻もマヒしてきて臭いもあまり気にならず黙々と牛糞を塗っていった。この体験が一番印象に残っている。

 その後は、研究室の活動として、前田先生とともに他のラインハウスの居住者情報調査と間取りの実測調査を行った。ラインハウスという形式で住戸が横につながっているが、前庭や裏庭方向に増築している住戸が複数確認された。また、どの住戸もキッチンスペースはきれいに大事に?作られている印象を受けた。